Thursday, September 16, 2010

グレナダからブログスタート


Grenada Flag


バージン諸島のアメリカ領セントトーマス島で、カタマラン船(46フィートの双胴船)の雇われチャーターキャプテンとファーストメート/シェフとして仕事をし始めたのが6ヶ月前。今はハリケーンシーズンという事もあり、北緯18度のセントトーマスから、比較的被害が無い北緯12度のグレナダ島までずっと南下してきた。1週間前からプリックリーベイ(Prickly Bay)に錨を下ろして停泊中。

私達は、25年程ニューヨークに住んでいたけれど、2007年からセントトーマス島でセーリングインストラクターやチャーターキャプテンをしていたボブの希望で、私も2009年12月にセントトーマスに引っ越してきた。私の出身地は奄美群島の沖永良部島。島から鹿児島に行く船の中では必ず船酔いしていた私が、こうしてヨットで暮らすようになるなんて、人生は予測できない事の方が多い。

そもそものきっかけは、幼い頃から海のないアメリカのカンサス州でセーリングに夢中になっていたボブの影響で、半ば強制的にセーリングに付き合わされたせい。15年前にボートローンで30フィートのヨットを手に入れてから、あっちこっちの海で鍛えられ、お陰で2004年には、シングルハンドで世界一周をしていた友人のクルーとして、ふたりでインド洋も渡る事ができた。そんな私が今は嬉々としてカリブの海に浮かんでいる。

このブログでは、今までに訪れた島々やこれから行く島の事、その他諸々の事などを綴って行きたいと思っています。

Breadfruit

Prickly Bay in the Evening

2 comments:

  1. こんにちは。
    メキシコはカンクンからです。

    ブログ楽しく読ませて頂きました。

    で、一つ質問させて頂きたいのですが、船、訓練するうちに本当に酔わなくなるものなのでしょうか?

    ここ、カンクンにも、各地からカタマランが寄港します。
    私も乗ってみたいなぁと思いつつ、でも船酔いが怖くて乗れません。

    でも乗ってみたい!(笑)

    どれくらいで慣れるものなのでしょう?
    そして、どんな人でも必ず慣れるのでしょうか?

    ちょっと疑問に思い質問させて頂きました。

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  2. Kyokoさま、コメントありがとうございます。船酔いの恐怖を克服するのは、やはり乗ってみる事です!船酔い防止の薬もありますしね。どれくらいで慣れるのか、誰でも慣れるのかは、人に依ると思うのでちょっと分かりません。慣れる事の他に目的を持って乗ると船酔いが頭から離れるかも知れませんよ。独身時代に船に酔っていた女性が子供を連れて船に乗るようになったら酔わなくなったという話もききますしね。まずはお試しあれ!案外心地良い風がやみつきになるかも知れませんよ。

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