Wednesday, April 27, 2011

水深が〜!

船で暮らす一番の利点は家賃がいらない事。錨をおろしていればいつまでも無料停泊。ただし、チャーター客が来る時は、たいがい前日から掃除や給水などの為にマリーナのドックに一泊する。4月になるとフロリダ州やプエルトリコからスポーツフィッシャーがやってきてトーナメントがあったりするので、アメリカンヨットハーバーは込み出してくる。パワーボートの方が船体が大きい上にガソリンは一杯買ってくれるで、マリーナに取っては上客。そのせいで最近はドックの予約がしづらい。

今回あてがわれたドックは、このPilingを右に回ったその奥にある、


このドック。


でも、でも、どうみても浅すぎる。パイリングに近づいた時点でゲージを見たらドラフト(喫水)が3、5フィートとなっている。まずい!うちの船はドラフトが4、5フィートだからキールが泥に入り込み始めている。慌ててバック。ヘルプに来てくれたドックハンドに水深が浅すぎるからと話して急遽近くのT字型ドックに変更してもらった。このドックはスポーツフィシャー用にキープしてあったらしいけれど、良くみたら他にもドックは空いているではないか。無線で事前に水深の事を聞いた時に大丈夫なんて言っていたのに全く当てにならない。この場所で動けなくなったら出入りする他のボートにも迷惑千万。


ドッキングした後はもう誰が何と言おうと動かないぞ!という心境になりました。目の前のカモメさんも、「そうしなさい」と同調するがごとく、長い事のんびり動かずにいました。

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