ロッパや北アメリカからたどり着いた後、長期間の修理を終えて来た場所
に戻る船もあれば、ハリケーンシーズンの間は陸揚げして、飛行機でそれ
ぞれの国に帰り、来ショーズンまた戻ってくる人達もいる。
あるいはもう何年も置きっぱなしの船もある。ちゃんとヤード代を払って
メンテナンスをしてもらっている場合は良いけれど、何かの都合で支払い
が滞り、連絡が取れなくなった時は、最終的に船を取られてしまうケース
もあるようだ。
このエレガントな船もそんなバックグラウンドがあるらしい。かなりくた
びれたボートでも、幸いボートヤードには美しく生まれ変わらせてくれる
設備と技術がある。愛情と手間をかけてもらえば見事に返り咲きのチャン
スがあるのです。
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