Friday, October 26, 2012

それは高すぎじゃ?

何年ぶりかの大がかりな愛艇の整備。いくつもの作業が同時進行中で、猫の手も借りたい!とは言わないが、第三者の手助けが欲しい。という事で、業者にマストのペンキ塗りの見積もりを出してもらった。1000米国ドル以内で収まればやってもらおうかと思っていたが、何と3200米ドルと言ってきた。そりゃまぁ、上質のペンキを使ってプロの仕事をしてくれ、こちらも時間と労力をかなり削減できるであろうが、その為に3200ドルも支払える懐具合では無い。よってまた二人でやる事にした。

ワイヤーやウィンチ等の付属物を殆ど取り外し、雨が降っても作業ができるように、間借りさせてもらっているカタマラン船の下にマストを移動させた。




粒の粗いサンドペーパーで古いペンキを削り落として表面をできるだけスムーズに。


その後、アルミニウムが虜出した部分にそれ用のベースを塗る。



それから白色のベース塗り。そしてきめが細かいサンドペーパーをかけて、表面をよりきめ細やかにする。このペンキ塗りは3度繰り返す。下準備の出来具合が結果を左右するとか。



夕方になって#320のサンドペーパーで研いてマストの表面がつるつるになった。そのまま本塗りと行きたかったが、辺りが暗くなり始めたので、残念ながらこの後の作業は明日へ。

丁度気温が良い今朝10時にドキドキしながら塗った出来上がりがこれ!インターネットで下調べをし、回りの人に聞いたり、ペンキもじっくり選んで挑戦しただけあって、この仕上がりには感ひとしお。

スプレッダーにもペンキを塗って完璧のほぼ一歩手前。そう、まだ終わりではないのです。12時間以上経ったらもう一度2度塗りします。それが乾いたらその後にマストをひっくり返して反対側も同じように2度塗りしなければなりません。

手間と時間はかかっても、自分達で 出来る事は自分達でやると感激もひとしおです。それにペンキ塗りにかかった費用は350ドルもしたかどうかなので、随分な節約になりました。それにしても高すぎる見積もりだった。








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