イタリア喜劇の道化役。それをフランス語でスカラムーシュと言うそうだ。ユニオンアイランドを本拠地にしている81フィートのスクーナーにその名前が付いている。セントビンセント&グレナディーンズの島々でよくみかけていた。10日程前にその船がPEAKEのボートヤードに陸揚げされていた。近くを通った際に、整備をしている男性に話しかえたら、その人がオーナーキャプテンだった。殆ど手作りのScaramoucheはCarriacou島で建造された最後の船でもう43才との事。私達の船よりずっと古いクラシックヨットです。キャプテンマーティンは2度目のオーナーで16年間スカラムーシュを所有しているとの事。
彼とクルーは、結構くたびれた様子の船を休み無く整備をしているようだったが、2つあるマストのうち1本を私達と同じように取り外してあった。昨日それの取り付け作業が終わり、見違えるようにきれいになったScaramoucheは、その後時を置かずして進水した。毎年ここのボートヤードで整備しているだけあって、手際も慣れたものなのか、超ハイスピードでした。多分、チャーターが目白押しなのかも。グッドラック。
それにひきかえ、私達はもうひと月も整備をしています。何とか半分あたりを過ぎ、少し先が見えてきたところです。やれやれ。。
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