進水前の作業。それがボトム・ペイント。フジツボやら何やらが付着しづらいように船底にペンキを塗る作業です。まだ多少細々した作業は残っていても、ワックスをかけた船体は輝いているし、ここまでくればもう気持は半分水の上です。(が、今回は半分の半分くらい。詳しくは後述します。)
ペンキを塗る前の段階として、古いペンキの剥げ落ち方がひどい箇所に、新しいペンキがくっつき安いようにプライマーと呼ばれる下地を塗っていきます。
緑色のウォーター・ラインが剥がれないように、マスキングテープをしてから粗い紙ヤスリをかけます。
埃を水で洗い流してすっきり。
すっかり乾いたら、いざペンキ塗りです。このペンキはすぐに乾いてしまうのでローラーとブラシを使ってできるだけ早く塗っていきます。伸びを良くするために薄める液Thinnerを混ぜて使います。
2度重ね塗りしますが、最初のペンキを塗り終わった段階でなかなか良い感じです。終わった時は暗くなりかけていました。2度目のペンキ塗りは明朝です。
2度目は初回に比べて下地がスムーズなので比較的塗りやすい。
ペンキが完全に乾いたら、遅くならないうちにテープを剥がします。マスキングテープは長く放置するとスムーズに剥がれなくなるのでタイミングが大事。このテープを剥がす瞬間が一番好きです。ちょっと、はみ出したり足りなかったりはご愛嬌。
さぁー、やっと終わった。気分も爽快! そうそう、支え棒の箇所は、進水直前、リフトにぶら下がったままで一度塗るだけです。本当に早く進水したい!
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