Saturday, June 1, 2013

新しい船と対面したものの。。

心地よい眠りから目覚め、友人が作ってくれたコーヒーを飲んでいると、昨夜は会えなかった船のオーナーと義弟が2階から下りて来た。彼らが住んでいるのはテキサス州なので、ふたりもまた同じ貸し家に短期滞在しているとの事。友人夫婦から聞いていた通り、感じの良い人達でひとまず安心。簡単な朝食後、早速2台のレンタカーに分乗して船に行く事になった。彼らの新しい船はマカオの近くで建造され、2ヶ月程かかって貨物船でフロリダまで運ばれてきたらしい。到着してからすでに2ヶ月ちょっと経っているそうだ。

15分程走って着いたのは、ヒンクリー・ボートヤード。ヒンクリーはずっと北のメイン州にあり、高級なボートを建造する事で知られているが、ここフロリダ州にも整備をするヤードがいくつかあるようだ。そこのTドックに繋がれた77フィートのカタマラン船。ドックからは近過ぎてその全容がいまひとつ把握できないが、実際に目の当たりにすると想像していたよりもでっかい!!。わっー。胸が踊ると同時にその大きさに多少の不安感も沸いて来る。

乗船すると外からよりもより一層その大きさに度肝を抜かれる。愛艇の長さの2倍以上だから、実際の横幅は倍以上に感じる。ところがです。船内に入ると、何と中はまだ建造中か?という位にごっちゃごっちゃ。まぁー、デッキも青いテープでカバーがされて張り替え中みたいですが。話しを聞くと、出来上がって運ばれてきた船にはオーナーの気に入らない箇所がいくつもあり、それらを直したり、取り替えたりしているので、この状態だと言う。

その為、業者やエンジニアを始め、様々な人達がひっきりなしに出たり入ったりしている。その人達にオーナーやスーパーバイズをしている友人から何やかやと指示が飛び交う。一応、さっと船内を案内してもらったが、私達の部屋になるクルー・キャビンもまだ改造中でとても寝泊まりできる状態ではない。全員借り家住まいなのに納得。オーナーは6月10日頃にドックを離れたいと言っているが、この様子ではまず無理でしょう。数回テストランをして問題なかったらすぐにでもバハマ経由で南下すると言われ、そのつもりで来た私達の思惑とは大幅な違いです。さてさて、この先はどうなるやら?





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