Tuesday, September 10, 2013

クルージング友と新しい友

数年前、クルージング中に知り合ったフランス人カップルに久しぶりにメールをしたら、何と数キロ先のセント・アンに停泊していると言う。 それなら是非会いたいという事で、数日してマルティニーク島のマリンからそこへ移動した。セント・アンはのんびりとした小さな漁師町で、投錨地からの眺めもとても良い。







彼らはディンギードックの近くに錨を下ろしていた。

が、本人達は留守。狭い町だから多分どこかで行き会うだとうと思ったら、すぐに教会の前で出会った。でも、仕事関係の人達と一緒でこれから夕食を共にする予定だと言う。よって、翌日、彼らの船に行きお互いの近況を報告しあった。フィリッペはアメリカで仕事をしていたので英語はペラペラ。エマは前回会った時よりももっと英語がうまくなっていた。私達のフランス語は使い物にならないので、英語での会話は助かります。

前日、セント・アンに錨を下ろした後で、ボブが隣のフランス船のマストに日章旗が掛かっていると言う。あっ、本当だ!びっくり。ディンギーがないので、多分陸にいる筈。日本人が乗っているのか、それとも日本にゆかりのある誰かがいるのか、気になる。戻ってきたら声をかけてみようと思いソワソワ気分で待つ。


かれこれ2時間くらいで戻ってきた。何やら荷物がありそうなので、すぐに行っては失礼に当たる。少し落ち着いた様子を見計らってディンギーで接近。と、男性が水中に入った。そしてデッキにいるのは日本女性のようだ。手を振りながら「こんにちは!」と声をかけるとビックリした様子で「こんにちは!!」の答え。こちらがフランス語ができないのを察したのか男性がこれまたペラペラの英語で喋ってくれた。そこから会話が弾み、7時頃にカクテルにでも来ませんかとのお誘い。もちろん、喜んで。結局、彼らの船には3時間もお邪魔してしまった。それも、女性は明日から日本へ帰国というのにです。でも、彼女も久しぶりに日本語で話しをする事ができてとっても喜んでいた。メールアドレスの交換をして再会を誓った。いゃー、セント・アンにはもっと早く来るべきだった。








No comments:

Post a Comment