Saturday, September 14, 2013

旗売りレディと日章旗と2020年東京五輪

先日、マルティニーク島で日の丸の旗を掲げた船と出会った時、どこでその旗を入手したのかを聞いたら、島内のお店にあったとの事。私達もずっと捜していたのだが、一度も見た事が無かった。オンラインショップで日本から取り寄せる事も考えたが、ジプシーのようにあちこち移動する身では送付先も定まらない。

そこで今いるセントルシアのセール・メーカーに日本の旗を手作りできないかと聞いてみた。すると彼は、「旗は作っていないんだよ。でも、FLAG LADYなら作ってくれると思うよ」と教えてくれた。その人なら知っている。いつもディンギー・ドックの近くで旗を売っているレディだ。

今までは単に各国の小旗を売っているだけだと思っていたけれど、要望があって作れそうなら引き受けているという事が分かった。で、早速お願いした。彼女曰く、出来合いがあれば30イースタン・カリビアン・ドル(EC)で30ドル、私が縫ったら40EC(1500円程)になるとの事。了解。早速、次の日に作って持ってきてくれた。

使い古したFlag Bookがなかなの味を出してます。

やっと手に入れた日章旗。船に持って戻り、


早速、マストの左舷側に掲揚してみました。なかなか良い!右舷側にはセントルシアの旗を掲揚しています。


ところで、1週間前にアルゼンチンで、2020年のオリンピック開催都市が東京に決定しましたね。素直に嬉しかったです。前回の東京オリンピックの時は6才でした。裸足のマラソンランナーのアベベ選手、円谷幸吉選手、そして東洋の魔女の事が頭にあります。その後、市川崑監督の「東京オリンピック」というドキュメンタリー・フィルムを何回か観た時は、その頃の日本の風景や人々の様子に懐かしさを覚えたものです。

沖縄から情報発信をしている「「沖武士」さんのブログにその東京オリンピックが沖縄に与えた影響に関する記事がありました。日本に復帰する前のオリンピックだったので、2020年の東京オリンピックが沖縄の人々に取って、本当の意味での第一回めの祖国開催になるとありました。そう言えば、小さい頃沖縄の親戚を訪ねるのに友人家族がパスポートが必要だと言っていたのを思い出しました。また前回のオリンピックの時のインフラが古くなって整備が急がれるいう時にタイムリーな開催と言えます。これで国も大手を振って国土強靭化を進める事が出来るのではないでしょうか。

7年後にはどこにいるか分からない私達ですが、出来れば日本でオリンピック観戦と行きたいですね。それまではしばらく海の上でしょうか。

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