Friday, March 21, 2014

大草原を走る

約1週間のカンサスへの帰省を終えてカリブに戻ってきた。船を置いてあるセントルシア島からアトランタへの直行便は5時間かかり、アトランタからカンサスシティへは2時間の飛行時間。そこからボブの実家までは車で4時間かかる。一日では無理なので、行きも帰りも飛行場の近くで一泊した。

カンサスシティはカンサス州とミズーリ州にまたがっており、名前に反してミズーリ州側が人口も多く開けていて、飛行場もミズーリ州にある。飛行場を離れた後は、走っても走っても同じような光景が続く。こんな時にアメリカは広いなぁと思う。まだ冬枯れの景色が多い中、思ったよりも寒くなかったので助かった。

ボブのお父さんは自宅療養で何とか頑張っている。80才を過ぎて車を運転し、お父さんをあっちこっちの病院へ連れて行き看護に頑張るお母さんにはただ驚くばかり。日本と違い、びっくりする程高額の入院費を払わなければ病院には居させてもらえない。人命よりも保険会社を守るアメリカの医療システムは、やはり病んでいると思う。TPPなんて締結されようものなら、医療システムを含む様々な分野で日本の良さを壊すだけ。去年、帰国して入院した母に付き添った時は大変だと思ったが、今回アメリカの事情を見知って、日本はまだまだ人に優しいと思った。











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