Sunday, April 27, 2014

コーラスをする男性4人

1週間のオフの後、また1週間のセーリングスクールを昨日のお昼前に終えたばかりです。生徒は男ばかりの4人グループ。台湾出身3人と香港出身がひとりで全員がジョージア州のアトランタ在住という、珍しくアジア人ばかりでした。台湾人のひとりが30フィートの単胴船を所有しており、双胴船にも乗ってみたいとの事で、他の3人を引き連れて来たらしい。そのせいで少し熱心度に欠けたので教える側はちょっと苦労。

通常、カタマラン船のコースは4つのテストがあるけれど、リーダー以外は2つのみで満足。後は歌を歌ったり、お茶やジュースを飲みながらお喋りを楽しんでいました。私にとっては同じアジア人という事で通じる部分があり、色々と面白い会話ができました。朝の5時半には起き出し6時には全員起床は良かったのですが、お酒を飲まないグループだし、台湾語や北京語で会話するので、ボブはちょっとばかり疲れたようです。でも性格は良い人達ばかりだったのでノー・プロブレム。

持参した釣り具では大きな魚がなかなか釣れなかったので、ユニオン島でトローリング用のを買ったのに、これまた釣れなくて気の毒でしたが、終盤になってイルカの群れに遭遇でき感激してたので良かったかな。外食に行った時はあまりチップをあげないので、う〜んと少し心配しましたが、私達への心付けは今までで一番くらい良かったので、これまたびっくり。

今日もこれからセーリングクラスが始まります。さて今回はどんな人達かな?








Sunday, April 20, 2014

お鮨の話題

4ヶ月ぶりのマルチニーク島には3泊した。今回の目的は、去年3ヶ月近く働いた船のエンジニア、キム君とそのガールフレンドのサラに会う事だった。船を離れた時は、もはやその船を目にする事はないと思っていたのに、1月にはセントトーマス島のドライドックで修理中だったし、そして今回はカリブの島々を南下する途中で、マルチニークには7月までいるらしい。またもや修理中。そして、船は売りに出すとの事で、写真撮影の為に花を飾ったりと外見は綺麗になっていた。

それはともかく、二人に再会できた事は嬉しかった。後任のキャプテンと彼のガールフレンドはひと月の休暇をもらってキューバに旅行中と聞いたので、ふたりだけならと船に寄る事にしたのだ。キム君達も近いうちに休暇を取り、自分達の国であるスペインとポルトガルにそれぞれ帰るとの事で、もう少し頑張ると笑っていた。

キム君は和食、特にお寿司が大好きで、ドキュメンタリー映画「二郎は鮨の夢を見る(Jiro Dreams of Sushi)」の話しばかりをする。近いうちに東京に行くのが夢で、一緒に行こうと前々から誘われている。それが叶ったらこれまた嬉しい事である。ただし、ガールフレンドは完全なる菜食主義者であり、う〜んと唸る私達です。

Thursday, April 17, 2014

ヘリコプターのお出迎え?

セントビンセント島を離れた後、隣のセントルシア島には入国せずにひと晩停泊のみ。翌朝8時半頃に錨を上げてひとつ北のマルチニーク島へ出発。好天気ではあったが、風速がいまひとつ。とは言え、5ノットくらいで航海する事ができた。

5時間近くかかって目的地に近づいた時にパラパラという音が聞こえてきた。見ると、ヘリコプターが一機こちらへ近づいてくる。珍しいなぁと思いよく目を凝らすと沿岸警備隊のヘリだった。それにしてもかなりの低飛行。

そう言えば、マリンの町にあった入国管理局の事務所が閉鎖され、入国手続きをマリーナのオフィスでやるようになってからしばらく経っているが、時たまこうして上空から見回りをしているのかも知れない。私達の上空を飛んだ後、他の船の上も飛び回っていた。オフィス閉鎖で人件費はカットできても、ヘリの燃料費は高くつくのではと要らぬ心配をしてしまった。









Wednesday, April 16, 2014

ピーナッツ(Pnut)の船

セーリングクラスが終わり、翌週は1週間の休みの為、久しぶりにマルチニーク島に行く事にした。とは言え、ノンストップで行く気はないので、その日は同じセントビンセント島のWallilabouに停泊した。前回初めてここに来た時はクリスマスの頃。海側からの風と波に船は大揺れに揺れ眠れない夜を過ごしたが、今回は至ってピースフル。

湾に近づく私達に例の如くボートボーイの船が近づいてきた。見ると見覚えのある船。隣のベクイ島で良くフルーツを売りにきたPnutの船だ。でも、乗っているのは違う男性とその子供らしい男の子。訊ねるとPnutのいとこだとの事。その親子に手伝ってもらってメッドモアリングで係留。そして詳しく聞くとPnutは病気で入院中らしい。彼と最後に会った数ヶ月前に体調が良くないと話していたが、入院する程の病気だと聞いて気の毒になった。その親子には普段より多めのチップをあげ、Pnutに宜しく伝えてもらった。彼の船がちゃんと手入れされ、新しいYAMAHAのモーターを付けているのを見て嬉しくなった。


Tuesday, April 15, 2014

リラックス気分で

数日前に夫婦ふたりのみのセーリングクラスを終えた。1988年の冬期オリンピックが開かれたカナダのカルガリーからの生徒。カルガリーと聞いてすぐに連想するのは大好きなフィギアスケーターの伊藤みどりです。

まぁ、それはともかく、とても人柄が良く、そして夫婦仲も円満なこのカップルのお陰で私達もリラックスできた1週間でした。クラスが始まる前にこれは良いぞ!と思えるサインがある。それはスクールの費用には含まれていない、アルコール類を前もって注文してある事です。今回、生徒に会う前に荷物を置きに船に行くと、ワインが赤白2本ずつとジンひと瓶、ビールひとケース(24本)、そしてトニックウォーター12本が既に積み込まれていた。その予感通り、飲み食いが大好きな楽しい夫婦だった。彼らは世界のあちこちを旅しており、奥さんは行く先々でお面を買うのを楽しみにしているとかで、今回もベクイ島でひとつ買っていた。

私達もたいていビールをひとケース買う。全部飲み終わる事はあまりなく、クラスが終わるといつもスクールのスタッフにあげている。彼らは良く働くのに、お給料はそれ程高くは無いみたいなので、ちょっとした感謝の気持です。









Sunday, April 6, 2014

ユニオン(Union)島も散策

翌日は同じグレナディーンズの島、ユニオン島も散策。いつも停泊するクリフトンの町から隣のアシュトンまで、やはり1時間半ほどゆっくり歩いた。港や飛行場があるクリフトンは活気があるが、アシュトンは静かだ。ここには大きなマリーナができる予定だったが、何かの理由でその計画が頓挫してしまった事から、町の人達も予定が狂ってしまったようで、それ程大きくはないものの立派なホテルも見かけたが、残念ながら閑散としていた。

カヌアン島もそうだが、主な仕事は漁業かバーやレストラン、それに雑貨屋経営とかのようだ。もちろん観光地だからリゾートでの仕事もある。それでも選択肢はやはり少ない。もっとも、あくせく働くだけが人生では無いし、それぞれに幸せであれば良いのだ。

帰りは100円程で乗り合いバスに乗って帰った。車だと10分程で着いてしまったが、2日続けて良い運動になった。








Saturday, April 5, 2014

カヌアン島(CANOUAN)を散歩

寄港はしても、これまでなかなかゆっくりする事ができなかったカヌアン島を1時間半程散策してみた。前夜夕食を摂ったリゾートのドックにディンギーを繋ぎ、ゆっくりと島巡り。北側はリゾートになっており、ほぼ立ち入りできないので、南側に向かった。

ジェット機が離着陸できるように滑走路を広げている空港方面に向かって行くと、新しい家や古い家が入り交じっていて、開発の最中な様子が分かる。そして、山羊や野良犬たちがあっちこっちにいるのが何とものどかで嬉しくなる。繋がれたドンキーもいた。5月までは乾期との事で木々や草が枯れかけているが、それでも眺めが素晴らしい場所がいっぱいある。

2001年に来た時と比べてもかなり発展してましたが、これからもっとそうなりそうな感じです。でも、出来れば山羊さん達にはフェンス囲いをしないで欲しいなぁ。